金融・資産・IT・メディア情報~cool oceans’s blog~

たとえ日本が資本主義国家であっても、自由にできる事柄は情報は操作されたもの。決して勝ち上がるための戦略は先には来ないを覆すブログ

投資と投機の違いについて

~1~

日本でも、そろそろお金に汗をかいてもらうか!

投資なんてギャンブルと同じ」「元本割れのリスクが大きい」「しょせんはおカネに余裕のある人がやるもの」。
と思ってますよね。
投資にまつわる様々な負のイメージが、多くの人を資産運用に取り組むのをためらわせているから。
そんなイメージには一面の事実が含まれているが、誤解や偏見の部分も大きい。
金利が続く一方で物価が緩やかに上昇する今、お金をただ預貯金に預けているだけでは、
大事な資産の価値は目減りしてしまいそう。
投資に関する先入観を捨て、一から資産運用を考えてみてもいいタイミングだ。

■日本人は根っからの投資嫌いなのか?

 野村総合研究所が6月に実施したアンケート調査(NISA(少額投資非課税制度)の
利用実態調査、回答者7000人)で一般個人が考える投資のイメージは、
「リスクが大きい」(39%)を筆頭に「素人には難しい」「不安・心配」「損をする」など、
上位にはずらりとマイナスの言葉が並んでいる。「利益が得られる」(14%)と、
少し前向きな評価が登場するのはようやく14番目だ。
政府は「貯蓄から投資へ」としきりに旗を振るが、
世の中の投資に対するイメージはどうも芳しくないらしいが、、、。
はたして?



youtu.be
Global Investment Academyからの引用
GIA channelから引用


野村総研の調査では4人に1人が「投資はギャンブル・ばくちである」そう答えていた。
確かに投資と投機には重なる部分があるし、投機にはギャンブルに似た面があります。
では、ギャンブルと投機と投資は何が違う?

ギャンブルは勝負事にお金を賭けて、勝者が一定割合の配分を受けるものです。
ただし、その配分額は賭け金の総額のうち、主催者が掛けをする場の運営料(てら銭)を取った後の金額となります。
例えば中央競馬なら原則、賭け金の25%を主催者がいったん懐に収めた上で、
残りの75%が払戻金になります。
宝くじなら主催者の取り分はぐっと増えて52%ほど。。
賭け金の総額より少ない金額を参加者が取り合う仕組みなので、確率論で考えると、
賭けを続けていくうちに必ず損になるしくみ。
参加者全体でみれば、ギャンブルは利益より損失の方が大きい「マイナス・サム」のゲームとなります。

一方、株式のデイトレードや為替のFXトレード(証拠金取引)などは、てら銭の額が相対的に小さく、
誰かの利益がほぼ誰かの損失になる「ゼロ・サム」のゲームと言えますね。
それが投機で、もっぱら資産価格の変動のサヤを抜くのが目的になる。
投機家は、投機の対象とする資産の価値が増えるかどうかはほとんど気にしないのが現実。


これらに対して投資は「プラス・サム」の経済行為だと言われています。

本来、企業や国の経済の成長とともに、株式など資産の価値は増え、分け合う利益のパイも膨らんでいくから。
アーク東短オルタナティブの鈴木英典取締役は「投資の利益は経済の成長が源泉。
投資とは人々が経済の成長に参加する行為だ」と主張しています。

さあ そろそろお金に汗をかいてもらうことを考えてみようか!


本日は、これくらいで。。。