金融・資産・IT・メディア情報~cool oceans’s blog~

たとえ日本が資本主義国家であっても、自由にできる事柄は情報は操作されたもの。決して勝ち上がるための戦略は先には来ないを覆すブログ

04・投資の種類

色々ありすぎて書ききれないので、まず基本から。


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Global Investment Academyからの引用
GIA channelから引用


【株式投資】

株式投資とは、企業が資金調達の為に発行した有価証券を売買する事により、配当や差益を得る金融商品である。

最近のニュースを見ていると、株式と聞いただけで損をしてしまいそうな気分になってしまうが、実際には投資の中では商品数が多く、選択肢が多い金融商品な為、投資スタイル・投資銘柄・株式市場などの選び方によって、リスクを上手くコントロールしながら、お金を運用する事が可能な投資方法である。

株式投資では、基本的に現物取引(投資金額のみの取引)で長期的な投資スタイルを考えると、大きなリスクを背負わないでお金を運用する事が可能である。

また、一般的に優良企業が多いとされる市場(東証一部など)に、配当金などを考えた投資スタイルで挑めば、かなりのリスクが回避できると思われる。

短期的な投資スタイルに於いても、投資金額を抑える事でリスクを低減することは可能である。

逆に株式投資で、ハイリスク・ハイリターンの投資スタイルを目論む場合は、信用取引で投資を行う事が可能である。

信用取引とは、自己資金の3倍程度の取引が出来るシステムであり、自己資金より大きな投資により、ハイリスク・ハイリターンな投資が可能になる。

さらに新興市場(マザーズなど)で、株式を運用する事でも、ハイリスク・ハイリターンな投資は可能である。


【外貨投資】

外貨投資とは、外国の金融商品を買うことにより金利差+為替差+運用益を得る金融商品である。

外貨(海外の通貨)・海外の金融商品が投資の対象になるので、外国為替の状況を判断しながら投資を行わなければならない。

円だけでなく外貨を保有するという事自体がお金を運用するという観点から見て、すでにリスクを回避しているという、聞いただけで唸ってしまう大人な投資方法である。

では、外貨投資にはどの様な種類があるのか見ていきたい。


FX(外国為替証拠金取引
 FXとは基本的に為替差益、金利差益を得る事を目的に、外国為替の取引を行う
 ことである。
 レバレッジというシステムにより、資金の何十倍もの取引が可能になる。

外貨預金
 外貨預金とは、円で米ドルなどの外貨を買って預金をする事である。

外貨MMF
 外貨MMFとは、海外の投資信託会社によって、外貨で運用する公社債投資信託
 である。

外貨債権
 外国債券とは、外国の国などが発行している債券である。

外国株式投資
 外国株式投資とは、外国企業への株式投資のことである。


ご覧の様に、外貨投資を行う場合は為替相場の状況判断を冷静に行いながら、リスクをコントロールする必要がある。

為替差益とは、例えば1ドル/100円の時にドルを買って、1ドル/110円の時にドルを売る事で生れる差益。上記の場合は1ドル当たり10円の差益。

金利差益とは、日本の金利より高い金利の国の通貨を買うことで発生する差益。


【商品先物

先物取引とは、価格や数値が変動する商品等を、今後の価格を予測して売買することにより、差益を得る金融商品である。

先物といえば、真っ先にとうもろこしが頭に浮かぶが、実はそれだけではない、金、銀、原油、大豆等、たくさんの商品が投資対象になっている金融商品である。

先物には期間があるが、基本的には株式投資とよく似ている投資方法であるので、リスクを上手くコントロールしながらお金を運用することが可能な投資方法である。

また、半年先、1年先に生産される商品を先物市場で取引することで、将来の需要と供給を調節する役割を果たしている一面もある。

先物取引では基本的に取引最終日までに商品の売買を行い、差益を得る事が目的であるので、商品をうまく選ぶ事でリスクをうまくコントロールできる。

また、証拠金制度を導入している金融商品なので、小額からでも取引が可能で、ハイリスク・ハイリターンの投資スタイルも可能になる(レバレッジ)。

先物取引を考える場合には、以上の点を踏まえて、リスクを上手くコントロールしてほしい。


【不動産投資】

不動産投資とは、土地・家・マンション等の不動産を購入し、その物件を賃貸することにより、毎月の安定収入を見込めることが可能であり、今後の経済状況により売却益を得る事も可能になってくる投資方法である。

インフレ、デフレにより物件の価値が変動するが、リスクの対象はデフレである。

デフレの場合、不動産価格、家賃が低くなり、ローンで物件を購入した場合などは金利の上昇などをリスクとして考慮しなければならないが、安定したスタイルの投資方法ではある。
引用先資料:投資のすすめくわしくはこちら

03・資産を三つに分けると、、、

まず最初に、
三分法というのはあくまで投資の基本的な考え方であって、魅力的な金融商品の名前ではないです。
また、限定的な金融知識だけで投資すると痛い目に遭ったりするので、月並みな言い方ですが、
お金の勉強は焦らずじっくりやった方が良いです。


データとしても「日本人の現金預金好き」がある程度実証されているのですが、
これは実感としても感じます。何百万、何千万と貯金がありながら、その内訳が全部現金という人も多く見ています。
これは個人的にはかなり恐ろしい。とか思ってます。

バブル崩壊から始まった長かったデフレ期であれば、これで良かったかもしれませんが、
ところが今の日本の状況はどうなっているでしょうか?物価は上がっているけど給料は増えない
スタグフレーションになっていないでしょうか?

物価が上がるということは相対的に現金の価値が下がるということです。
全部現金預金にしている人は、指を加えて黙って見ていることになります。
「投資をするより、投資をしない方が怖い時代」という表現は、たしかに正しいと思います(最近の証券業界の勧誘の謳い文句になっているような気がするので、簡単に踊らされないように注意が必要です)。

「投資は怖い」という言葉を聞くと、「投資が怖いのではなく、投資に対する知識がないのが怖い」
という言葉を思い出します。お金の勉強をしている人なら、一度は聞いたことがある言葉だと思いますが、
まさにこう思います。将来必要となるお金を貯めようと考えるのであれば必須のマインドです。


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Global Investment Academyからの引用
GIA channelから引用










02・資産分散・対象分けの考え方

成長しているから利益は出るもの

ユダヤ・華僑が古くから実践する分散投資が単純に美しい!!


ユダヤ人や華僑の分散投資には、大きな特徴があり、それは、既存の資産から安定して得られる収益(ストック)を、常に成長性の高い市場(フロー)へと振り向けていることです。
現在でいえば、先進国から得られる収益を、一定のリスクを覚悟しながら複数新興国へと分散投資することに当たります。
ユダヤの富豪として知られるロスチャイルド家などは長年、こうして資産を増やし続け、度重なる戦禍などをくぐり抜けてきました。



古くから「タマゴを一つのカゴに盛るな」と言われるように、資産の多くを特定の商品に集中させることは高いリスクを伴います。
また、ポートフォリオ(資産構成)理論からも、複数の資産への分散はリスクを抑制して資金を効率的に運用できることが知られています。
ハイリスク・ハイリターンの商品と、ローリスク・ローリターンの商品を組み合わせることで、長期的に収益の振幅を平準化しながら、ローリターンの商品よりも高い収益を見込めることが可能になります。


こうした資産運用法を古くから実践しているのが、ユダヤ人や華僑と呼ばれる人々です。
ユダヤ教聖典「タルムード」にも「富は常に三分法で保有すべし。すなわち3分の1を土地に、
3分の1を商品に、残る3分の1を現金で」と記されています。
現代においては、さらに株式や債券、複数の通貨などへ分散させることと意味すると考えていいでしょう。
フィリピンやシンガポールなどの華僑の資産家もまさに同様の考えなんです。

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Global Investment Academyからの引用
GIA channelから引用

このような分散投資法は、ユダヤ人や華僑だけが実践しているものではなく、
シンガポールアラブ首長国連邦(UAE)などの世界最大規模の政府系ファンドも基本的な考え方は同じです。
豊富な税収やオイルマネーによって蓄積された資産を株式や債券、不動産など世界の様々な資産に分散投資し、収益を生み出しています。
安全運用が求められる日本の公的年金ですら、運用主体の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は資産の4分の1近くを外国株式・債券に振り向けています。

米エール大学の基金運用局では、1985~2005年の20年間平均で年率16.1%という驚異的な運用成績を達成していることで有名です。
同大の最高財務責任者(CFO)、デイビッド・スウェンセン氏はその著書の中で「リターンの変動の約9割が資産配分に起因する」「投資家は資産配分目標を合理的に設定するのが先決なのに、役に立たない銘柄選択や(投資)タイミング(の時期を図る)のに夢中になっている」と指摘しています。
資産をどのように配分して分散させるかは、 それほど重要なことなのです。

ではまた。




投資と投機の違いについて

~1~

日本でも、そろそろお金に汗をかいてもらうか!

投資なんてギャンブルと同じ」「元本割れのリスクが大きい」「しょせんはおカネに余裕のある人がやるもの」。
と思ってますよね。
投資にまつわる様々な負のイメージが、多くの人を資産運用に取り組むのをためらわせているから。
そんなイメージには一面の事実が含まれているが、誤解や偏見の部分も大きい。
金利が続く一方で物価が緩やかに上昇する今、お金をただ預貯金に預けているだけでは、
大事な資産の価値は目減りしてしまいそう。
投資に関する先入観を捨て、一から資産運用を考えてみてもいいタイミングだ。

■日本人は根っからの投資嫌いなのか?

 野村総合研究所が6月に実施したアンケート調査(NISA(少額投資非課税制度)の
利用実態調査、回答者7000人)で一般個人が考える投資のイメージは、
「リスクが大きい」(39%)を筆頭に「素人には難しい」「不安・心配」「損をする」など、
上位にはずらりとマイナスの言葉が並んでいる。「利益が得られる」(14%)と、
少し前向きな評価が登場するのはようやく14番目だ。
政府は「貯蓄から投資へ」としきりに旗を振るが、
世の中の投資に対するイメージはどうも芳しくないらしいが、、、。
はたして?



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Global Investment Academyからの引用
GIA channelから引用


野村総研の調査では4人に1人が「投資はギャンブル・ばくちである」そう答えていた。
確かに投資と投機には重なる部分があるし、投機にはギャンブルに似た面があります。
では、ギャンブルと投機と投資は何が違う?

ギャンブルは勝負事にお金を賭けて、勝者が一定割合の配分を受けるものです。
ただし、その配分額は賭け金の総額のうち、主催者が掛けをする場の運営料(てら銭)を取った後の金額となります。
例えば中央競馬なら原則、賭け金の25%を主催者がいったん懐に収めた上で、
残りの75%が払戻金になります。
宝くじなら主催者の取り分はぐっと増えて52%ほど。。
賭け金の総額より少ない金額を参加者が取り合う仕組みなので、確率論で考えると、
賭けを続けていくうちに必ず損になるしくみ。
参加者全体でみれば、ギャンブルは利益より損失の方が大きい「マイナス・サム」のゲームとなります。

一方、株式のデイトレードや為替のFXトレード(証拠金取引)などは、てら銭の額が相対的に小さく、
誰かの利益がほぼ誰かの損失になる「ゼロ・サム」のゲームと言えますね。
それが投機で、もっぱら資産価格の変動のサヤを抜くのが目的になる。
投機家は、投機の対象とする資産の価値が増えるかどうかはほとんど気にしないのが現実。


これらに対して投資は「プラス・サム」の経済行為だと言われています。

本来、企業や国の経済の成長とともに、株式など資産の価値は増え、分け合う利益のパイも膨らんでいくから。
アーク東短オルタナティブの鈴木英典取締役は「投資の利益は経済の成長が源泉。
投資とは人々が経済の成長に参加する行為だ」と主張しています。

さあ そろそろお金に汗をかいてもらうことを考えてみようか!


本日は、これくらいで。。。